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沼津市長選挙 志政会から二人が出馬を表明 [議会・政治]

大沼市長が急逝された。まずはお悔やみ申し上げる。
特に沼津の海を活かす様々な施策について企てを話し合っていただけに残念でならない。沖からボートで颯爽と現れてイベントの挨拶に登場する市長が見たかった。
在職中の1年と4か月、議会ではしょっちゅう揉め事が起きていたけど、それも市民が選んだ結果。より市民に近い市長を選んだということを私たち議会が認めるべきだと感じていた。
二人で割り勘でいれた焼酎佐藤の一升瓶は某店にまだ飲みきれないで残っている。流される前に次のやつを入れに行きたいと思う。
詳しくは書けないけれど、市を変える「既に打たれたいくつかの布石」はしっかり守っていきたい。

で、私たちは次の市長を決めなければならない。

先週の日曜、二人の市議が自らの意志で手を挙げた。

加藤元章氏と頼重秀一氏。

どちらも4期、会派志政会の中心メンバーだ。少し前から「出るだろうな」という気はしていたがこの一連の早い流れの中でタイミングがドンピシャリと当たってしまった。

市議会の会派というのは政治信条、政策理念が近い者同士が集まっているのだから私たちは当然仲がいい。団結力もある。しかし、個々の成し遂げたい目標は個々のもの。それも当たり前。二人が4期15年のこれまでの議員生活の中で、首長になって自らの政策を実現したい、と思うのは当然の欲求だろうし、無所属議員はそういう気概がなければダメだとも思う。

先に記者会見を済ませた加藤元章氏は、9年前の平成20年10月に沼津市長選挙に立候補した経験がある。その際に行われた市議の補欠選挙に出て初当選したのがこの私だ。当時塾講師として夏期講習にやたら忙しかった私に出馬を勧めてくれたのは元章氏で、当然恩義を感じている。行動力と豊富な識見、アイデアの男。

昨日記者会見を済ませた頼重秀一氏はこの10年間ずっと会派で活動を共にしてきた大切な先輩(一つ年下だけど)であり同士だ。旧フォーラム21という会派の名前を改名した際も二人で頭を捻り、「志」の一文字にこだわって決定した。会派から出ていた真野、浅原両議長を支えるために裏方の議会運営委員長を長年勤めた。目に見えない苦労を人のためにできる人。政治の玄人だ。

今、無所属議員、即ち政党や組合のような大きな組織に強い関係がない議員8名でつくる会派志政会の代表を私がやっている。28人の定数の中8名がおり、このうち5人が議長、副議長経験者だ。会派の中で一本化できないのかと多くの方に言われはするが、私はこの二人の顔を思い浮かべてむしろ誇らしいことですと答えている。一本化はできないし、する気もない。

結果はどう出ても二人とも政治にはかかわり続けるだろう。

期間が短い中で課題が山積する沼津市の新たなリーダーを決めなければならない。
だからこそ、若い二人が抱いたそれぞれの大きな志を胸に、大いに沼津の未来を語って、正々堂々と戦ってほしいと心から願う。
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