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2月、3月議会終了しました。 [議会・政治]

2月9日から3月19日までの長期間にわたる議会が終了した。

今議会は開会前から大沼市長の「知人葬儀に対する供花」に関する問題がこれまでの選挙公約、公私混同の問題と合わせて大きく取り上げられ、且つ本市の鉄道高架事業に関わる新貨物ターミナル用地取得に関する、収用法35条調査のための経費5500万円の予算の取り扱いでも紛糾し、大変ヘビーな毎日だった。

特に平成30年度予算を審議する一般会計予算委員会では丸三日集中的な議論が交わされ、委員長として慎重な采配を任された。途中、何度も答弁調整のための休憩が入り、おそらくこの10年間で最も審議に時間がかかった三日間であったと思う。

結果として、前半の補正予算で市長は自らに給与30%の減額を課し(過去に50%、10%の減額をしているからこれで90%の減額)、調査費5500万円は可決された。
中間派はもちろん、鉄道高架賛成派からもそして反対派からも「この事業が長期化し過ぎていることに疑問」という声は根強い。実に構想段階から50年余が費やされている。

今後、鉄道高架反対派から「資質に問題」があるとされる市長の下、土地の収用手続きが行われていくことになった。個人の土地に対する法の下での立ち入り調査が行われ、買い取り金額の提示がなされる。その後、収用裁決手続きにおいては裁決申請や収用委員会の審理が行われていくことになるだろう。この時点で土地の売買時に出る譲渡益に対する5000万円の特別控除は適用されなくなる。地権者にとっては大きな損が発生することになる。

沼津市には津波対策や人口減対策、産業振興、中心市街地、子育て、教育、高齢者、障害者といった、それぞれにやらなければならないことが山積している。今議会、これら「その他すべて」がぼやけてしまった感がある。

非常に大切な局面だ。市民の皆さんもしっかり注視していってほしいと思う。

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