SSブログ

公職選挙法に抵触 !? [議会・政治]

最近、ニュースになっているが沼津市長が知人の通夜・葬式で個人的な供花をしてしまった。
公職選挙法に抵触する個人的な供花の手配を、市長を補佐すべき秘書室を通してしてしまったので、事は複雑。

候補者も含め首長や議員には様々な規制がある。
選挙に関わる活動が公正で公平なものとなるような工夫とも言える。

よく聞くものでは選挙期間にならないと投票依頼ができないとか、ポスター等の掲示が選挙期間中は限定されるなど。当然、金銭での取りまとめ依頼等は厳しく監視されているし、たまに事件として取り沙汰される。カバンの中にたくさんのお金がある人が一方的に有利にならないよう、お金のバラマキは御法度で、祝儀やお香典、供花といった、いわゆる金銭的価値が有る寄付行為という形で古くから行われている風習も、禁止。

実際には、昔むかしの選挙では金銭や物品が飛び交っていたなんて話も聞いたことがあるし、地域で他の候補が入り込めないように夜になると当番で自警団?が立ったなんて話も聞いたことがあった。

ところが現在は選挙には本当にお金がかからなくなった。その代わり、かなりの公費が選挙には投入される。ポスターや選挙カーのレンタル代、ガソリン代など意外と知られていない公費支出。

だからこそ、候補者の活動には厳格なルールが決められている。


昨年11月の公私混同事件に続いての今回の事件なので、議会としては、市長に対して厳格に法令を遵守し、今後の防止策を講じるように申し入れをした。
これに対し市長は、議員の会派代表への回答の中で、「不退転の決意で」「死にもの狂いで」自らを律し、信用失墜防止と市政振興に取り組むことを約束していた。
ーーーーー

さて、一度失った信用を取り戻すことは容易ではないというのは大人の社会の常識だ。

一昨年の市長選の際に多くの信任を得て当選した市長なのだから、残りの2年9ヶ月の任期中に十分な巻き返しを期待したい。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。