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静岡県東部の人口減少問題に関してのセミナー [議会・政治]

がプラサヴェルデで行われました。
メイン会場に300人以上、別室でモニターを見ていた方も含めると500人くらいの参加者で大変な盛況でした。沼津ばかりでなく近隣の市町からも多くの方が駆けつけていたようです。

いま日本は少子高齢化という問題から一歩進んで人口減少という問題に突き進んでいます。
特に「地域間格差」というより「東京一極集中と地方の格差」が、「社会減」として地方の人口減少には大きく関与しています。
また当然、少子化は子どもを産まない現象が問題です。これが「自然減」

この両方を同時に議論するのは難しいのです。
その証拠に全国平均の合計特殊出生率は1.43なのに対して東京都は1.13で全国ワーストワン。
全国から続々と人が集まる人口増加都市の東京ですら純粋には超人口減少都市なのです。見方を変えれば日本で一番子育てしにくい都市が一番人口が増えているわけですから、この辺をきちんと整理して議論しないといけないのです。

で、静岡県東部に目を向けると全国的にも珍しく「子育て支援の町」のイメージから人口が増えている長泉町は別として軒並み人口減が進んでいます。沼津に至っては3.11の震災以降、津波被害の心配から沿岸部から別地域に移住する方が続出しており、人口減に拍車をかけています。

こういった中で地域の人口減少問題を議論するのですが、本日のセミナーではそこまで突っ込んだ議論には至りませんでした。

さて、私は「社会減」は政治的にある程度解決できる。「自然減」は国の在り方が変わらないと解決できないと感じています。少子化対策として様々な政策が打たれ税金が投入されていますが、そろそろその根幹の問題に気づかないといけない、と感じています。

話が長くなりますので、「自然減」に対する国の在り方に関する考えはまた後日書きます。
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