SSブログ

高齢者と障がい者の世帯の行方 [議会・政治]

先日、ある方の紹介でこんな家族のお宅を訪問しました。

お母様は90歳くらいで身体がかなり弱っており、布団と居間の往復も一苦労。
唯一同居する50歳代半ばの娘さんは重度の精神疾患を患っており、基本的な生活が困難。
今月の二度の台風襲来で15坪程度の築60年近い住居は一部床上浸水の被害を受け、その後もカビなどの悪臭がひどい。

この劣悪な環境の中で生活しなければならない家族に行政はどのような支援ができるのかを考えました。
ご家族親類と相談し、市営住宅、社会保障の関係の市職員の方々と相談し、結果がなかなか出せませんが、いろいろ考えさせられる一件でした。

様々な障がいを抱えて生きる方は実際その親御さんと一緒に生活せざるを得ません。当然それぞれの加齢とともに生活力は下がっていくのであり、何らかのセーフティーネットが必要になります。生活保護や施設入所等が考えられるのですが、今回のように、母娘が同居を強く希望し、まがりなりにも土地建物を所有していると生活保護の適用もしにくい現状があります。
支援が必要な方々に対する支援制度の運用には現場の方々の熱い思いと工夫が必要だと強く感じました。

尚、台風被害による床「上」浸水には1万円の見舞金が市から出ます。これも覚えておいてください。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。