函館市役所 いじめ・不登校対策事業 視察

沼津市議会　会派　志政会による視察。

函館市は長い間、いじめや不登校に対する対策を行ってきました。

昭和50年後半の日本全体が校内暴力等で荒れた時代から。

また、函館市で少年非行の事件があってから。

地域性を重視し、教員と各種団体・個人が連携し、子どもたちの心に深くかかわる取り組みを徹底して実施してきました。

とかく、いじめや不登校の問題は負のイメージいが強いため公的機関は積極的な対策は前面に出さないのだと思います。

もう何年も前に言われたことですが、不登校は、学校で教えることが前提の教員の側としては「学校に来ない者に対しては手を出せない…。」

対策が奏功して今やその把握件数は激減したとのこと。

これらの問題はすべてなくなることはない、と思いますが、いつ何時大きな問題になるかわからず、一つ一つの芽を摘んでいく覚悟が常に必要です。

家庭の問題から障害の問題まで、多種多様なテーマをしっかり把握していこうとする姿勢は全国の先進事例と言っても過言であはありません。

教育の重点をどこに置くか。大変参考になった勉強会でした。