花燃ゆ

が始まっています。
NHKの大河ドラマ。山口県の萩市。吉田松陰の妹・杉文が主人公です。

歴史ものは好きなのですが、自分の四代前までの祖先が奈良県十津川村のいわゆる十津川郷士だったので幕末のドラマにはついつい興味がわいてしまいます。
明治以後の長州人の躍進の礎を作った吉田松陰、歴史を変えた坂本龍馬。その周辺には度々歴史の表舞台に出てくる十津川郷士の姿がありました。

私の四代前は十津川台風被害の際、新天地を求めて北海道へ集団移住した一団の四人のリーダーのうちの一人、福井定智（さだとも）といいます。その息子は福井鉄三郎といってともに剣術の師範だったと言われています。

歴史的地理的に尊皇派として名をはせた田舎の武士団は、維新の際に天誅組に参加したりして数々の著書に紹介されています。

今、内閣総理大臣の安倍晋三さんも岸、佐藤に続く直系長州人で、今回のNHK大河ドラマは日本の近現代史と今の政治を結び付けて見ることができる非常に興味深いものかもしれないなと思って注目しています。

自主憲法制定を目標に掲げる首相の背景も見えて、このあたりの考察は非常に興味深いものがあります。