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一般質問終了。増えた質問議員。 [議会・政治]

16名の市議による12月議会の一般質問が本日で終了。当初17名の予定でしたが、急きょ入院された方がいて16名となりました。ちょっと少ない。

沼津市議会の議員定数は28です。一般質問を行わない慣例になっている議長、副議長、監査委員以外の25名が質問する「権利がある」のですが、この4年間ほとんどの定例会で20名近くの議員が登壇していました。

この背景には議員定数が削減されて意識がさらに高まったこと、議会だよりの編集方針が変わり、質問者の氏名、所属会派が明記されるようになったことなどの理由が考えられます。

年に四回発行される議会だよりに氏名と会派名が掲載されるのは今や当たり前の感がありますが、それ以前の考えは「議員の質問は議会全体からの質問を代表しているので個人名を出す必要はない」といったものでした。議員を氏名でなく議席番号で呼んでいたくらいですから、首長とともに二元代表の権能を有するのは個人でなぐ議会という合議体、という意識が強かったのだともいます。

今、議会だよりの編集委員会では質問議員の顔写真を掲載するように、との意見もあるそうです。確かに市民からみて顔が出れば認知度が上がるかもしれませんが、質問の場が個人の宣伝になってくる傾向は避けるべきとも思います。
質問は個人がするのでなく議会として当局に問い質す場、という発想は薄れていく一方なのでしょう。これも日本の個人主義傾向の表れなんでしょうね。

今後の動向に注目です。


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