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沼津市長選告示まであと二日 気になったこと。 [議会・政治]

今日の朝、友人に沼津の某地方紙の「市長選立候補者に聞く」④の中山氏の記事で不可解な点があると言われ、取り寄せて読んでみた。

一昨年だいぶ話題になった、市立小中学校へ導入されたソリンドラー社製太陽光発電施設の記事での記述。

中山氏はこう言っている。

(前略) 四年間の栗原市政に対しては、「印象に残ったのは、国費と市費、合計十億余を投じたにもかかわらず、機種選定や発注に関して不透明な市立小中学校への太陽光発電施設設置事業。国内実績ゼロの米国ソリンドラ社製パネルを導入したが、発電能力は国産機種に比べて半分しかないことが判明した…」(後略)

ちょっと僕の記憶と違うなと思い、市教委に問い合わせ、見解を聞いた。

※※※

市教委の見解は以下のようだった。

小中学校に設置した太陽光発電施設による発電状況は、年間発電量(電気設備に使用できる交流電流の発電量) 848,759kwh

ソリンドラ社製と京セラ社製のパネル発電効率は、
傾斜屋根 京セラ社製 年間発電量(交流電流)240,816kwh (1,188.9/設置kw
陸屋根 ソリンドラ社製 年間発電量(交流電流)607,943kwh (940.4/設置kw

となっており、設置場所を問わない陸屋根に設置されたソリンドラ社製のパネルと比べて、南向きの体育館の屋根に設置された京セラ社製のパネルの方が、設置kw当り(下線表示部)の発電量では約21%程度、良い結果が出ています。

※設置kwとは、太陽光発電パネルが持っている、瞬時の発電電力(能力)を表すものです。
沼津市の場合  傾斜屋根 京セラ社製   5校  202.55kwh
           陸屋根  ソリンドラ社製 36校 646.47kwh
                           合計 849.02kwh
※※※
  
政治の世界では言葉によるまやかしがよく行われるものです。
有権者がよく知らないと、簡単に騙されてしまうこともあります。


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