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監査委員会の答申 [議会・政治]

平成30年度決算に関する答申および意見交換を、頼重沼津市長をはじめ市役所幹部職員の方々と行いました。
数点の留意事項を添えて。

監査委員は会計士、税理士そして議員選出の3名。

数字に強いご両名に対して、私は議選の監査委員として特に「事業全体の実施状況」と「公平公正かつ市政活性化のための事業実施」について特に関心を持って監査しています。

弱い立場の方たちへの優しい市政になっているか。
市民の社会参加を促す市政になっているか。
市勢を活性化させる市政となっているか。

様々な見地から一つ一つの事業を見ていくとそれなりに意見も出てきます。

監査意見書としてまとめ9月の決算議会の討議資料として使われます。

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手話言語条例(案)の検討協議会 [福祉]

手話を言語として扱う。この事の意味をどれくらい深く考えていたでしょう。
検討協議会の委員として改めて勉強させていただいています。
まず、ろう者、ろうあ者、聴覚障害者の違い。

生まれつき耳が聞こえない方をろう者。
生まれつき耳が聞こえなくてそれに起因して話すことができない方をろうあ者。
途中から耳が聞こえなくなってしまった方を聴覚障害者。

このように使い分けがされているそうです。

そして、ろう者の方々はほとんど手話等で意思疎通ができる。
途中から聴覚障害になった方は手話でなく例えば筆談のような形で意思疎通をする方もいる。

確かに私の周りにいる、年をとってから耳が聞こえなくなった方は手話をやらない。

そして、「私たちは耳から聞こえてくる言語を意思疎通の手段に用いている」のだから「耳が聞こえず手話で意思疎通している方々」には私たちと同様の意思疎通の権利があっていい。

まさに手話を言語として認めようという条例案。
差別している意識なんて全くないのだけれど、様々な情報を音声で伝える、文字で伝えるで十分だと思っていました。

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協議会に参加して意識を変えることができました。年度内協議と来年度の制定を目指しています。

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海を活かしたまちづくり [セーリング・海辺]

沼津の人は沼津の海を知らない!?

海水浴や釣り以外で海に出かかることはどれくらいありますか?

沼津の最大の魅力は何といっても海。沼津港の海の幸、海越しの富士山、海を活かした観光など沼津の可能性は如何に海を魅力ある資源として活かすかにかかっていると思います。

私は、母親の実家が漁師の網元であったり、学生時代にスナイプ級というヨット(ディンギー)に乗って学連のレースに出たりしていましたので海は大好きです。

より多くの方に海の素晴らしさを知っていただき、海の環境保全や子どもたちの健全育成に関われたらいいなと常日頃思っています。

市民の皆さんが海にもっと親しみを持ってもらうにはどうしたらよいか? 海から来るよそからのお客様をどう迎えたらいいか? そんなことを考えると第一に必要なのは水辺で船に乗り降りできる桟橋が欲しい!ということになります。

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今、沼津港の内港に静岡県が浮桟橋(ポンツーン)を作ろうとしています。すごく画期的なことです。他にも沼津市には市が所有している浮桟橋が大瀬にも戸田にもあります。御用邸記念公園やらららサンビーチや三津浜にも作るべきです。

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沼津の湾内を船で回遊してゆっくり遊べるような街にしたいなと思いをもって、海の駅に指定されている三重県河芸マリーナを訪問しました。素晴らしい施設です。沼津の湾を一つのマリーナと見立てればこれに負けない海のまちが作れると思いました。

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三重中央開発㈱ ゴミ処理問題

三重県の伊賀市にある三重中央開発㈱様に視察に行ってきました。
単独での訪問にもかかわらず親切丁寧なご対応をいただきまずは御礼申し上げます。
m(__)m

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沼津市はごみの最終処分において焼却灰のリサイクルや埋め立てゴミの最終処分を三重県にある三重中央開発にお願いしています。
この会社は日本でもトップクラス(総敷地50万㎡)の最終処分施設を有しており、近畿圏を中心になんと約200の行政の委託を受けているそうです。

ゴミの最終処分と一言で言っても、実際にはリサイクル関連の法律や一般廃棄物と産業廃棄物の様々な規制があり、本当は私たちの生活と密接なんだけど、実はよく知られていない世界の話だと思います。

特に最終処分というのはごみを「収集」「分別」「焼却」した一連の作業の最終段階で資源として使えるもの、再利用(再資源化含む)できるもの、ほぼ灰の状態になったものを埋め立てるもの、と行き先が複雑です。

市民の皆さんはごみ箱にポイっと捨てたり、市の指定袋に入れて収集車に持っていってもらって終わりですが、実はその先の仕事は本当に大変な作業が待っています。

特に燃やすごみの中に混じった不燃物を手作業で分別したり、機器類を破壊してそれぞれの素材ごとに分別する作業、調度品などを粉々にした後にそれぞれ分別する作業などほとんど人間の手と人間が操作する重機で行っています。

ただ『焼却炉にぶち込んで灰にして終わり』ではないのです。

しかも、昔からゴミは「自区内処理」が原則で自分のごみは自分で始末するのが当たり前とされていましたが、今やごみの処理を自分たちでできない自治体がたくさん。

本市でも焼却場の建て替えや新たな最終処分場の設置には地域の賛成が得られないということを最大の理由に難航しています。

植田の最終処分場に入れるべき廃棄物を三重に運んで「延命化策」を行っていますが何とかして市内の最終処分場設置に向けて動かなければいけないと思います。

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しかも、現在ここにある巨大な329万㎥の埋め立て地(管理型最終処分場)も近年の災害によるがれきの受け入れで予定より早く一杯になってしまいそうだとのことです。

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現場の方々の作業をつぶさに見させていただいて、これを「迷惑施設」とい言ってはいけないなと思いました。

環境問題の最前線がここにあるとつくづく思いました。

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平成30年度 決算審査終了 監査委員会 [議会・政治]

沼津市監査委員会による平成30年度決算審査会がほぼ終了。
一か月以上にわたる審査会を経て、財政健全性の指標、審査意見書等最終的な意見交換が行われました。

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8月下旬に沼津市長への報告後、9月議会の一般会計、特別会計の各決算委員会に審議にかけられることになります。

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これでも一部ですが、写真にあるように大量の資料を一気に読んで一気に審査をしていくのには十分な知識と体力が必要。(笑)

市内情勢ばかりでなく近隣市町、同規模他市との比較もしながら客観的な評価をしています。

特に企業会計の市立病院事業会計に関しては厳しい意見を出しました。今後の経営に関して様々な議論を期待します。
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沼津市 手話言語条例制定を検討する協議会 [議会・政治]

を沼津市議会では設置しています。

昨年度(前期)の民生病院委員会で調査事項として取り上げて以来、研究や当事者の方々との意見交換がなされてきました。今年度、私も民生病院委員となったためこの協議会に参加しています。

聾唖者の方々にとって生きる上で必要不可欠な「手話」を単なる意思疎通の手段としてではなく、口から発せられる言葉言語と同様に「手話言語」として扱うようにする条例です。
手話をみんなで覚えようというレベルではなく、手話を言語としてきちんと情報伝達できる社会にしようという社会運動だと考えても良いと思います。

私は言葉によってコミュニケーションをとり、当然それで皆さんと意思疎通ができると思っていましたが、実は聾唖者の方々のことは何も考えていませんでした。

普通に耳が聞こえない人がいる、言葉が話せない人がいるということをもっと意識していかなければなりません。

歩けない人、目が見えないい人、感情がコントロールできない人、物を覚えられない人、それぞれ出来て当たり前ではないのです。政治の世界にいる人間としてしっかり向き合い、より皆さんが生きやすい社会実現のため、条例制定に向けて取り組んでいきたいと思います。
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静岡県市町議会議員研修会

という研修会が行われた。
約90分間の講師の先生のお話。
人材育成コンサルタント 太田彩子氏による
「これからのキャリア支援 ~女性活躍・働き方改革の時代に必要なもの~

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議員研修会の内容にしては、日頃、至るところで話されている内容で、面白味や新鮮さに欠けていた気がする。各市町で負担金を出していて、県内市町議員が一堂に会する機会はこれしかないのだからもう少し工夫をした方がよい気もする。

地方議会の改革、久しぶりに会うよそのまちの議員さんと立ち話で会話をしても、それぞれ抱えている問題は違うし、一気呵成にというようにはいかないな、と痛感。
議員自らはもちろん有権者も含め、「人」の問題。
地域の方々の代表者同士の集まりなのだから、少しでも課題発表や事例研究ができるような場があったらよいのにな、と思った。

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写真はオリーブ畑の害虫退治のプロ。
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本当に暑いですね!オリーブ農家のツライ季節です! [地域]

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本当に毎日暑いですね!就労支援事業所ユースエイドの皆さんと育てているオリーブ、今年も順調に育っています!

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中には写真のようにカイガラムシがついてしまうものもありますが、薬をまいて何とか除去。自然相手のお仕事はいつ何が起こるかわかりません。

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あと、4か月くらいすると立派な実がついて美味しいエキストラバージンオイルが搾れることと思います。
昼間の草刈りは要注意です。でもきっとこの暑さが一気にオリーブを大きくしてくれることでしょう。

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沼津市福祉大会

サンウエルぬまづで開催された福祉大会に参加。
高齢者の介護、障害者の事業所、民生児童委員や保護司、赤十字奉仕団など様々な形で市内福祉に携わって下さる方々、そして寄付者に対する表彰や感謝状の贈呈が行われた。

高齢者の介護の制度を後追いする形で障害者の支援制度も普及してきていて私も小さいながらに福祉事業所を経営させていただいている。こういう会があると本当にたくさんの方々が地域福祉を支えているのだなと思う。

福祉は金を生まない。

政治に関わっていると、ではどこから金を持ってくるかが問題となる。金を生まない福祉や教育を支えるには健全な経済活動からの収益を回す経営センスが必要だ。ただ単に福祉のまち、教育のまちを作ると謳うのではなく自治体経営の中で福祉計画をどのようにデザインしていくのか為政者のセンスが問われる。

福祉のまち沼津を作ろう!
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議会選出の沼津市監査委員とは? [議会・政治]

先の6月議会で議会選出の沼津市監査委員会委員に任命され活動をスタートしています。
監査という言葉自体、なじみのない方が多いと思います。
事業の監査、会計の監査といってそれぞれ法令や計画にのっとってきちんと事務事業が遂行されているかチェックする係です。
時に「これはおかしい」と苦言を呈するときもあります。

市政全般に明るくなくてはできないことですし、特に数字に強くないとよい意見ができません。

10年議員をやらしていただいた中で培ったものは当然あるのですが、まだまだ「こんな事業あったの?」とか「こういう仕組みで事業が成り立ってたの?」と驚くこともあります。監査の立場で市政を見つめることでより深く、詳しく、そして将来を見据えて考えることができます。

但し、監査委員としての守秘義務もあるため迂闊に口外できないという事実もあります。まずは市のため、市民のためにしっかりやっていきたいと思います。
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