木瀬川坂下地区 配水塔の撤去 [地域]
大岡の木瀬川地区に昭和初期に建てられた上水配水施設がありました。
建設から80年近くが過ぎ、耐震にも不安が有るこの施設は、地域住民にとって地震で倒壊の恐れのある不安な建物でした。
建設当時、地区の代表者が土地を登記し、地域や社宅保有企業の出資金で建設されたこの建物は民間の持ち物ですから、市が修繕したり取り壊すことができませんでした。
周辺に住む方々から何とか対策をして欲しいと頼まれたものの、地権者の子孫はほとんど地元にはおりません。更に、時間がすぎれば過ぎるほど相続が進み権利関係が複雑になります。
登記を頼りに権利関係者を探しあて、一軒一軒同意を頂くお願いに歩きました。
中にはなかなかご理解を得られない先もあり交渉だけで一年以上が過ぎました。
空家条例が沼津市で議員発議で新しく制定され、上位法も国会で制定されていますが、このような稀なケースには対応できませんでした。
地域の安全安心を守ることと個人の権利が相反する今回のようなケース、住民の思いを形にするのには政治の力も必要です。関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
建設から80年近くが過ぎ、耐震にも不安が有るこの施設は、地域住民にとって地震で倒壊の恐れのある不安な建物でした。
建設当時、地区の代表者が土地を登記し、地域や社宅保有企業の出資金で建設されたこの建物は民間の持ち物ですから、市が修繕したり取り壊すことができませんでした。
周辺に住む方々から何とか対策をして欲しいと頼まれたものの、地権者の子孫はほとんど地元にはおりません。更に、時間がすぎれば過ぎるほど相続が進み権利関係が複雑になります。
登記を頼りに権利関係者を探しあて、一軒一軒同意を頂くお願いに歩きました。
中にはなかなかご理解を得られない先もあり交渉だけで一年以上が過ぎました。
空家条例が沼津市で議員発議で新しく制定され、上位法も国会で制定されていますが、このような稀なケースには対応できませんでした。
地域の安全安心を守ることと個人の権利が相反する今回のようなケース、住民の思いを形にするのには政治の力も必要です。関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
2017-02-08 13:30
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