就労支援事業と地域のブランド [福祉]
就労継続支援A型事業所の運営を始めて満4年となりました。
4年前の本日が法人登記の記念日です。
今から18年前、一人の小学生がある日突然学校に行けなくなりました。
当時、学習塾の講師をしていた私はかなり強引なやり方で少年が学校へ戻れるよう説得し、親や学校と話し合いました。
学校へ行けない日々が続いて、冬の寒い日に暖房もつけないで薄い毛布一枚にくるまってぶるぶる震える少年を怒鳴りつけたこともあります。
学校へ行けないのにはちゃんと理由がありました。
そこまで理解するのに数か月。
その後、対策を相談しあい、何とか学校に普通に行けるようになるまで一年近くかかりました。
少年の心に傷は残ったと思います。
その後、多くの不登校の子どもたちと接しました。
私の知る限り、皆、その後は何らかの形で復活し、しっかりと生きています。
生活の内容に優劣をつける必要はありませんが、人生の大事な時期に大変な思いをして生きたという経験は、大人になっても影響は良くも悪くも残るものだと思います。
この延長線上にいる若者の支援をしなければという思いで「ユースエイド」という就労支援の事業所を立ち上げました。
法人は私の子どものようなものです。
今現在やっているの就労訓練に苦労はたくさんありますが、そこに集まる利用者さん(大半が精神疾患)は確実に良い方向に導かれていると思います。私の力ばかりでなくそこで働いてくれているスタッフの心のこもった対応のおかげです。
そして、密かに胸に抱いていた夢でもある、オリーブの栽培と就労支援のコラボがこの春から実現しています。静岡市のクレアファームさんにご支援をいただき、4000㎡の耕作放棄地に129本のオリーブの苗を植えました。地域のブランドといえるようなオリーブオイルづくりに挑戦する試みの始まりです。
今、このオリーブの苗木一本一本に利用者の皆さんの担当者名を付けて育て始めました。僕からすると、孫のようにかわいいオリーブたちです。
不登校やひきこもりを経験した若者と一緒にオリーブの成長に夢を託していきたいと思います。
4年前の法人登記の際はこんな展開は全く想像していませんでした。
人生何が起こるかわかりません。どうせなら予測不能な将来を楽しみながら生きたいものです。
これからもよろしくお願いいたします。
4年前の本日が法人登記の記念日です。
今から18年前、一人の小学生がある日突然学校に行けなくなりました。
当時、学習塾の講師をしていた私はかなり強引なやり方で少年が学校へ戻れるよう説得し、親や学校と話し合いました。
学校へ行けない日々が続いて、冬の寒い日に暖房もつけないで薄い毛布一枚にくるまってぶるぶる震える少年を怒鳴りつけたこともあります。
学校へ行けないのにはちゃんと理由がありました。
そこまで理解するのに数か月。
その後、対策を相談しあい、何とか学校に普通に行けるようになるまで一年近くかかりました。
少年の心に傷は残ったと思います。
その後、多くの不登校の子どもたちと接しました。
私の知る限り、皆、その後は何らかの形で復活し、しっかりと生きています。
生活の内容に優劣をつける必要はありませんが、人生の大事な時期に大変な思いをして生きたという経験は、大人になっても影響は良くも悪くも残るものだと思います。
この延長線上にいる若者の支援をしなければという思いで「ユースエイド」という就労支援の事業所を立ち上げました。
法人は私の子どものようなものです。
今現在やっているの就労訓練に苦労はたくさんありますが、そこに集まる利用者さん(大半が精神疾患)は確実に良い方向に導かれていると思います。私の力ばかりでなくそこで働いてくれているスタッフの心のこもった対応のおかげです。
そして、密かに胸に抱いていた夢でもある、オリーブの栽培と就労支援のコラボがこの春から実現しています。静岡市のクレアファームさんにご支援をいただき、4000㎡の耕作放棄地に129本のオリーブの苗を植えました。地域のブランドといえるようなオリーブオイルづくりに挑戦する試みの始まりです。
今、このオリーブの苗木一本一本に利用者の皆さんの担当者名を付けて育て始めました。僕からすると、孫のようにかわいいオリーブたちです。
不登校やひきこもりを経験した若者と一緒にオリーブの成長に夢を託していきたいと思います。
4年前の法人登記の際はこんな展開は全く想像していませんでした。
人生何が起こるかわかりません。どうせなら予測不能な将来を楽しみながら生きたいものです。
これからもよろしくお願いいたします。
2016-07-24 03:16
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