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小学校で小3から英語学習 [教育]

今後、中央教育審議会などでの検討を経て学習指導要領を改訂。18年度から段階的に先行実施し、20年度から全面実施する。
※※※

現在は小学校5年生から英語学習がスタートしています。
沼津市では言語教育特区として、言語科、国際理解教育としての外国語の授業が小学1年から行われており、議会でもその効果の是非が幾度となく問われています。

特に外国語(英語)の授業は、カードやゲームといった遊び中心で英語の語学習得には程遠いといった意見もあり、また、ALT(非常勤の外国人英語講師)に掛かる予算が大きすぎると批判されることもあります。

一方、外国の人や外国語に対する興味関心を育て、それらと違和感なく接することができるようになる、まずは英語を好きになることが大切で中学以降の英語学習に効果が期待できる。といった意見もあります。

私は、小6から大学生までの方々を対象に、ニュージーランドでの語学留学を主宰していた経験があり、現在もNPOを設立し、細々とですが海外留学を企画・実施しております。
その経験から感じるものは、ますます進むグローバル社会の中で生きていくためには英語力は絶対必要であるものの、現在の小学校の指導体制では、正しい指導・評価共に力量不足だし、そもそも学んで面白いと感じる授業ができないということです。まずは国産(日本人という意味ではありませんよ)の指導者を作らないと!

特に発音や言語としての理論を学んでいない方々からの英語習得は苦痛以外の何物でもないのです。経験のある方にはお分かりと思いますが、教える先生によっては英語の学習がどんなに面白くて易しいと感じることか。

また、実際の留学者数(3万8千)も年々減っており、韓国(13万8千)、中国(72万3千)に比べたらいかに若者が海外に目を向けていないかということもわかります。海外に意識あるものが覇気のあるものとは言いませんが、今の日本の自由と平等を謳歌する教育の中からは海外留学希望者は増える見込みはないと感じます。

諸々の意味から英語教育に対する改革は遅すぎますが手を付けなくてはなりません。
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